Mie Hayamizu photography

写真 と 造形研究ノート 
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北のアルプ美術館

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近く予定にあった丸1日休みの日がなくなり
今日の午後と別日の午後が休みになったので、
片道40分で行ける斜里の「北のアルプ美術館」に行ってきました。

山に関する文芸誌『アルプ』のバックナンバーや
原画が展示してある場所らしい。
そして、どうやら文芸誌をつくった串田孫一さんと交流のあった方が
自費で開設した私設の美術館らしい ということだけ、
かなり以前から知っていました。

ただ、串田孫一さんの本を読んだことがなかったので
一度、読んでから行ってみようと思ったら
こんなにも時が流れておりました。

“串田孫一(くしだまごいち)とは、
1915年生まれ2005年没の詩人、哲学者、随筆家。
東京生まれ。1939年(昭和14)東京帝国大学哲学科卒業。
第二次世界大戦後、
パスカル研究者として東京外国語大学で教鞭をとるかたわら、
詩誌『歴程』『アルビレオ』に参加。
詩集『羊飼の時計』(1953)、
『旅人の悦(よろこ)び』(1955)に、温和で童話風の叙情を示す。
一方、登山や植物などの
自然の風物をめぐる詩的な随想も多く(『山のパンセ』ほか)、
尾崎喜八らと山岳雑誌『アルプ』(1958創刊)を編集。
また絵画にも筆をとり、独自な思索者として活躍した。”
※コトバンク 日本大百科全書(ニッポニカ) 串田孫一

文芸誌『アルプ』は、単なる山や自然に関する本ではなく
精神性の高さを感じさせる一冊でした。
良き時代が詰まっておりました。

館長となった山崎猛さんは写真家なのですね。

倶知安にいったときに寄ることができなかった
画家の小川原脩さんの記念館があったんですが、
ここで作品に出会うことが出来ました。感激でした。

https://www.town.kutchan.hokkaido.jp/culture-sports/ogawara-museum/ogawarakinen-about/

『智恵子抄』を書いた高村光太郎さんにまつわる品があったり、
わたしが今まで網走の美術館で普段見なれている
居串佳一の作風とは異なる時代の作品を見ることが出来たり、
文芸だけではない美術品も楽しく見学させていただきました。

復元した書斎や居間があったりして大変充実しています。
書斎の復元のおかげで串田さんがどんな本を読んでいたのか
わかるところが個人的には良かったです。
読んでみたい哲学書がたくさんありました。

言葉では伝えきれないので、まずは公式ページを見て頂いて、
実際に足を運んでいただけたらと思います。

北のアルプ美術館 公式ホームページ
http://www.alp-museum.org/

北のアルプ美術館 公式ツイッター
https://twitter.com/alp_museum

館内はボランティアの皆さんのおかげで綺麗なんですが
古い本がある場所はどこでもそういうものですが
カビが感じられるので、アレルギーのある方はマスクでどうぞ。
わたくしはひたすらヘックショーイ!まつりでした。
古書の多い図書館でも必ずそうなります。
それでも見る価値ありますよ。

観覧は無料です。

2019.07.30 Note 塘路湖ドライブ

 博物館に行ってきたのでNoteに分類したんですけど、旅日記です。

*

平日ですが丸一日時間が空いたので
恩師お薦めの塘路湖へひとりドライブしてきました。

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屈斜路湖。

ホザキシモツケDSCN4590

ホザキシモツケでしょうか。

ヤナギランDSCN4587

こちらはヤナギラン?

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川湯の硫黄山です。 雄々しいなあ。
硫黄山はノートにしておきたいことがあるので
来年改めて訪れて書くことにします。
季節のことなので今年はムリなのです。

わたしは川湯という土地がとても好きです。
身心をパワーチャージできる場所。
植物も面白くて、温泉も大好き。
友だちは知床に行くとパワーチャージされるそう。
わたしはパワーなら川湯。知床は癒し。
自分に合う場所ってあるのかもですね。

*

塘路湖の近くにパスタの美味しい店があるというので
そちらでランチを戴くことにしました。

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パスタアンドコーヒー・プレッツェモーロです。
あっという間に満席に。
マッシュルームと牡蠣のパスタ・クリームソース・太麺で。
牡蠣がぷりっぷり、麺もっちもちで美味しかったです。

*

塘路湖。

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シマフクロウ号にタンチョウ号。 いいね。

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歩いたら気持ちよさそうな場所でしたが
親指みたいなでっかいハチに威嚇されて散策は断念しました。

綺麗な色のバッタがたくさんいて撮りたかったんですけど
やっぱり、でっかいハチに威嚇されて断念。

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おそらくジャノメチョウだと思うんですけど、
でっかいハチに威嚇されながらもなんとか撮れました。

ひー! 退散。 

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塘路湖エコミュージアムセンターにも寄ってみた。

*

湖向かいにある標茶町博物館「ニタイ・ト」へ。
標茶町郷土館がオーベルジュだった場所を改築し
移設オープンした博物館だそうです。

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展示が丁寧かつ美しいですし、
特に解説文がわかりやすくて面白かったです。

ヘペライね…はいはい、
タンパクオプ…はいはい、
イクパスイ・・・はいは??

なにか違うみたい

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普段、博物館で見慣れている
文様などの彫刻が施されたイクパスイとは違う形状のものでした。

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これはイナウだね・・・はいは??

なにか違うみたい

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イナウはイナウでしたが、フクロウの神に捧げる専用だった。

はあ~

勉強になりました。

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標茶の昆虫博士・飯島一雄さんのコレクション展示もあって
とっても良かったです。

*

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お隣の旧釧路集治監釧路分監本館へ。

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囚人による硫黄採掘や土木作業の悲惨さが書かれたパネルを読みながら
思わず唸ってしまうのでした。

建物は綺麗に保存・修復されています。

*

そのまたお隣の旧塘路駅逓へ。

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駅逓(えきてい)は北海道独特の制度で、
泊まれる道の駅のようなものだった
といったところでしょうか。
ざっくりしすぎ(笑)。

*

塘路をあとにして、せっかく標茶にきたので
少し足を延ばして鶴居村まで。

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釧路湿原の中を唯一横断している道道1060号という
砂利道をひたすら走る。

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お目当てのカフェPomme de terreはお休みでした。
残念だったけど、また来ますね。

*

暗くなる前に峠を超えてしまおうと思って早めに帰路へ。

ちょっと疲れて川湯駅で足湯してきました。ポカポカ。

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自販機のところに白くてモフモフの可愛いガが止まっていました。
でもね、私は知っているんだ。君がドクガだってことを。
モンシロドクガといいます。
毒針毛があって、毛に触れると皮膚炎になります。

*

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弟子屈のあたりで出会いました。

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いますよ、いますいます。

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はい、エゾシカでした。

上の2枚のエゾシカと、下1枚のエゾシカは別の個体です。
今日はエゾシカ2、エゾタヌキ1、キタキツネ1を見ました。

*

川湯で温泉入りたかったなーと後悔したので、
東藻琴の道の駅でお蕎麦を食べてから
小清水の原生亭でお風呂入ってきました。
遠出するときは一応石鹸とタオルを持っているのです。

原生亭はコーラ温泉とも呼ばれるモール泉で
お湯の温度は高めなんですが、
入ったあとも湯冷めしにくいのでいいですよ。

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博物館みたいだけど、
原生亭のご主人のコレクションと思われます。
ロビーにあるよ。

*

以上、Noteにならない塘路湖あたりをドライブしてきた話でした。

たぶん、数日後に丸一日空く日があるから
また一人でどこかに行くかもしれない。

予定空かなくなりました。

♯塘路湖 ♯標茶

ホッカイドルニス・アバシリエンシス

郷土博物館から届いたお知らせに「え!もう8月なんだ」と驚いた。
上半期、忙しすぎて記憶がないです。うへえ。

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とっても楽しみにしていた化石展が始まります。
ホッカイドルニス・アバシリエンシスにデスモスチルスかー。
たのしみでしかない。

玄武岩質安山岩の柱状節理が見られるポンモイや
二ツ岩、帽子岩の説明もあるみたいです。

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上の写真は去年、足寄動物化石博物館で撮影したものです。

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特別展のポスターにもありますが、
これがホッカイドルニス・アバシリエンシスですって。
ウミウって、今のあのウミウの仲間?なのかな。

デスモスチルスはゾウやジュゴンの仲間なんですって。

8月18日の説明会と9月の地層見学会に行きたいな。
行きたいけど、多忙期がいつ何時やってくるかわからないので
ギリギリまで何とも言えないのがもどかしい。

♯網走市立郷土博物館 ♯化石 ♯特別展

標茶と塘路湖

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「塘路湖周辺良かったから見ておいで」と恩師に言われたので
近いうちに行って来ようと思います。

恩師に言われたっていうと受動っぽいですが
好きなことや興味のあることが似ているので
この方が楽しいというのなら間違いないだろうと思ってるんです。

札幌からニセコくらいの距離です。

網走からニセコまで行って楽しかったんですけど
長時間運転がこたえたのかグキっと軽いぎっくり腰になりました。
今はじわじわ痛い感じ。

ミナパ/minapa

札幌駅側のチカホ入口が
美しいアイヌ文様の空間になっていました。






貝澤徹さんの作品が出迎えてくれます。

ボリス・ラベさんが制作した
アイヌ文様のアニメーションが美しかった。








子どもでも楽しめるアイヌの物語の
アニメも流れていました。

あと、天気予報がアイヌ語でした。
網走はチパシリ。

テーブルシアターで
アイヌ文化を学ぶことも出来ましたよ。

アイヌ語が孤立した言語なのは知っているのですが
私には東北地方の言葉みたいに聞こえるんですよね。
素朴で有機的であたたかい音がするからでしょうか。



美しい言葉、美しい表現。

アイヌの言葉で綴られる歌は、雨音や鳥の声といった
有機的な音を集めたエレクトロニカと合うだろうななどと
個人的に思いながら聴いていたりします。

アイヌの言葉の歌をたくさん聴かせてくれたならと願います。

“音楽がなくても ぼくらは生きてゆける
だけど歌があれば ぼくらはつながれる”
って、大柴広己が言ってたよ。
わたしも、そう思う。音楽は何かを超える。

アイヌ古式舞踊ではサロルンチカプリムセ(鶴の舞)が好きです。

*

札幌国際芸術祭より ミナパについての記事はこちら

http://daily.siaf.jp/2593/

上川あたりをぶらり旅(上川・旭川・美瑛・富良野)

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助手席の人が行ったことがないというので
上川のアイスパビリオンに寄る。涼んだ。
ただひたすら涼む場所だと思ってる。

*

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旭川の雪の美術館へ。
まるでアナと雪の女王の世界だと有名になった場所。
まだ、優佳良織(ゆうからおり)が元気な頃に向かいの工芸館に行きましたが
いつのまにやら閉鎖されておりました。
その頃まだ雪の美術館(1991年開館)はできていなくて、初訪問となりました。

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雪の結晶の研究展示は面白くて、
結晶について調べてみたくなりました。

*

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美瑛白金の青い池。

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目の前のある立ち枯れた木と青い水面、美しかった。

*

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ファーム富田のラベンダー畑。
ラベンダーが咲く時期が忙しくて一度も行ったことがなかったんですが
こんなタイミングはもうないかも!と思って、頑張って運転してよかった。

上川あたりをぶらり旅(大雪森のガーデン)

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大雪森のガーデンでランチ。

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ミクニのレストランではなくカフェの方(こちらもミクニプロデュース)で
酒粕チーズのホットドックとラベンダーティーを。

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雨模様で森の木琴はお休みだった。残念。

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綺麗は綺麗なんだけど、外来種が気になってしまって。

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長期的な目で見た時に、
本来の大雪山の生態系に影響を与えないといいけども。

羊蹄山ぐるり旅(ニセコ)

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ニセコ高橋牧場のレストランでランチ。

野菜が食べたかったので、
野菜が美味しいと評判の店を
グーグル先生に聞いたら教えてくれたのがここでした。

わたしはテレビを見ないので知らなかったのですが
高橋牧場さんは人気の観光地だそうで
駐車場がとても広くて、とても広いのに混みこみでした。
ミルク工房やカフェもありました。

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羊蹄山を見ながら食事が出来るの嬉しい。

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野菜はビュッフェ方式。
何でもおいしかったけどレモン味の大根が一番好きでした。

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マンゴーソースが爽やか。

*

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白樺派を代表する作家有島武郎の記念館にも行ってきました。

有名な作品は 『或る女』 『カインの末裔』 
『一房の葡萄』 『生れ出づる悩み』 など。

羊蹄山ぐるり旅(神仙沼)

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行ってみたかった神仙沼へ。

知床五湖のように5つの沼があるところ。

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あいにくの雨模様だったんですが、
霧がかかり神秘的な雰囲気で
これはこれで良かったです。

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トキソウ

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エゾキスゲかエゾカンゾウか。
左、橙色にみえなくもない。

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タチギボウシ

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ワタスゲの群生

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チングルマ。
トロールの髪みたいな綿毛です。かわいい。

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名前がわからないので宿題。

【追記】
ホソバノキソチドリでしょうか。うーん。
コケ探しもすればよかった。

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水に咲く植物はミツガシワ。

そこそこ人は歩いているのですが、
クマよけの鈴はあったほうがいいかも。

それでも駐車場から20分ほど歩くだけで
高山植物に出会えるので良かったですよ。
また行きたいな。

羊蹄山ぐるり旅(京極)

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京極町のふきだし公園へ。

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あまくて美味しい湧き水が汲めます。

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ニリンソウとモンシロチョウ。

ふきだし公園は、20年ぶり、3回目の訪問でした。

美術館と椿サロンへ




近代美術館へ東山魁夷展を見に行ってきました。
青と碧と翠の世界。

常設展二階の藤田嗣治関連の展示も良かった。
初めてみる作品もありました。







帰り道は桑園の椿サロンへ。

アトリエテンマ設計だそうで
大島紬の壁のトイレも
見てみたかったのです。




ピスタチオのロールケーキ。




珈琲は深入りで。

美味しかった。

椿サロンはピザが美味しいらしいので
今度は札幌の友だちときたいな。

文化財

自分の好きな場所が文化財になるの嬉しいな。

網走の郷土博物館も、函館の小さな観覧車も。

https://www.hokkaido-np.co.jp/sp/article/326986?rct=n_culture

羊蹄山ぐるり旅(ニセコ・カフェ)


写真の整理が終わらないので
羊蹄山麓旅の最後のほうに寄った
スペシャルティコーヒーの店のことを書きますね。
スマホで撮影。




ニセコの高野珈琲店で
ケニアとシフォンケーキを頂きました。




店内写真はないので
買ってきた珈琲豆たちの写真を。
東屋さんの珈琲も高野珈琲店さんのブレンドです。

今回は、
札幌→中山峠→喜茂別→京極→倶知安→岩内→共和→
蘭越→ニセコ→真狩→留寿都→喜茂別→中山峠→札幌
と、羊蹄山を中心にぐるりとまわって来ました。

特に神仙沼はすっごく良かった。楽しかった。
チングルマやワタスゲの群生を見てきましたよ。
写真の整理が出来たら載せますね。

羊蹄山ぐるり旅 (倶知安・カフェ)

投票済ませて札幌へ。

足を伸ばしてニセコまで。




倶知安の喫茶東屋でひと休み。




好きな感じの空間。




わたしは、ほうじ茶かき氷とラベンダーティー。




助手席のひとはコーヒーゼリー。

美味しくて幸せな時間でした。

気配

実家付近で植物観察中に気配を感じたので振り返るが誰もいない。
ヒグマの目撃地点と近いこともあり、引き上げることにしたのですが、
やはり何かの気配がする。。。

あたりをぐるりと見回すと、いました。

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君でしたか。 ほっ。

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「こんにちは。キミはどこからきたの?」などと話しかけながらパチリ。

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どこかで飼われているのか餌をもらっている猫のようで
お耳にダニもいないし毛艶も良かったです。
飼っているのなら首輪をしてあげてほしいな。

前日は、同じ場所で首輪をした飼い犬がひとりきりで
嬉しそうにタッタカお散歩をしていて
逃げ出してきたのなら一時保護しようか?と思って
声をかけたのですが見事にスルーされました。
保健所に保護もされていないようなので、
おうちに戻っていればいいのですが。

ユージン・スミス

ウィリアム・ユージン・スミスとは
アメリカのドキュメンタリー写真家です。
世界的写真家集団マグナム・フォトのメンバー。

日本で公害により水俣病となった人々の日常を撮った
写真集『MINAMATA(ミナマタ)』を発表しています。

NHKのドキュメンタリ―の中で、
『MINAMATA(ミナマタ)』で被写体になった方(家族)が
「水俣病だからって差別なんかなかったよ
だって、どこもみんな家族の誰かが水俣病なんだから」
というような内容を話されていて、私は、ああ・・・と唸りました。
教科書で写真を見たり公害の内容を読んだ頃は子どもだったので
特別な病気のような気がしていましたが、
どこの誰でもがなったんだと、そこで、やっと気がついたのです。
ユージン・スミス氏はそういう水俣病の人々にある日常を撮りました。

日常の姿。

苦しみだけではなく、命の美しさと尊さが写っている。
だから尚更、見ていて胸が苦しい。
写真が伝えるメッセージの物凄い力も再認識しました。

「入浴する智子と母」という作品は
母親の慈愛を感じさせる一枚なのですが、
14歳の女の子の入浴シーンだと知ると大変ショッキングです。
亡くなった智子さんの魂をゆっくり眠らせてあげたいという思いから
新たな作品としての発表はしないことにしたと
NHKのドキュメンタリー番組の中で語られていました。

このユージン・スミスに関する映画を撮っていることを、
なぜか今日知りました。

朝日新聞デジタル 「水俣撮った米写真家、映画化へ ジョニー・デップ演じる
2018年10月28日

主演がジョニー・デップ。



撮影の一コマを見る限り、あの独特なジョニデではなかった。
『ギルバート・グレイプ』の頃を思い出した。

水俣病が発見されてから半世紀たった現在でも
水俣病で苦しんでいる方がおり、
水銀汚染が世界全体の問題になっているからこそ、
今、この映画が必要となっているのだと思います。

これは見なくては。

石川武志さんの『MINAMATA NOTE 1971-2012 私とユージン・スミスと水俣』
も、一度読んでみたいです。

*

東京都写真美術館 生誕100年 ユージン・スミス写真展(2017年)
https://topmuseum.jp/contents/exhibition/index-2927.html

ETV特集「写真は小さな声である~ユージン・スミスの水俣~」
https://www.nhk.or.jp/docudocu/program/20/2259630/index.html

NHKおはよう日本 映画化で再注目 ユージン・スミスと水俣
https://www.nhk.or.jp/ohayou/digest/2019/01/0112.html

2019.07.07 Note オホーツク文化はなぜ消えた

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 オホーツク文化の面白さは、
彼らがどこから来て、なぜここで暮し、そして、どこへ行ったのか
明確な答えがわからないところにあると思います。

DNA研究が進んだことや考古学により、オホーツク文化を築いた人々は
同じ時代に北海道に元々住んでいた人々(擦文文化)の暮らしと融合して
後のアイヌ文化に繋がっていったのではないかと考えられています。

残された遺物や遺構を見て、あれだけ高度な文明を持っている人々が
他文化に融合するというのは相当な何かがないと起きたのだろうと
想像することが出来ます。

海に依存した暮らしを捨て、内陸部での暮らすほどの何かが起きた。

例えば、津波が来て海岸に住めなくなったのではないか?と考えました。
その仮説はすぐに現実的ではないとわかりました。
なぜなら、地方独立行政法人北海道立総合研究機構の調査により
枝幸・興部・斜里では過去4000年間の地層中に
はっきりとした津波堆積物は認められなかったということから
住み方を変えざるを得ない程の津波は無かったのが明らかだからです。

それでは、どうして融合が起きたのでしょう?
調べていく中で、わたしが一番しっくりきた説をご紹介させていただきます。

“13世紀元(蒙古)が北アジアを征服し
シベリアサハリンまでその勢力を納めた時期である。
オホーツク文化が急激に衰えたのは
南サハリンあるいはアムール川下流域にあった根拠地が
元によって滅ぼされたからかもしれない”という見解。

もしも自分が交易をするためなどの理由から他国にきて
他国で暮している間に自分の国が滅びてしまったとしたら、
この国で、この国の人々と助け合って生きていこうと考えるのではないか?
厳しい自然の中では助け合わずには生きていけないだろうし、
と考えたのが理由です。

あくまでも、個人的にしっくりきた説であって
明確な答えはわからないままです。

多くの遺物が土に溶けてしまい残っていない中で
答えを見つけていくのは至難の業だと思いますが、
研究が進み答えがわかる日がくるのを楽しみに待ち望んでいます。

写真は浜小清水。

【参考文献】
網走叢書編纂委員会編 『網走川歴史紀行 』 網走市教育委員会 1995

増田隆一 「遺伝的特徴から見たオホーツク人 : 大陸と北海道の間の交流」
北海道大学総合博物館研究報告, 6, 103-108 2013-03

【参考サイト】
地方独立行政法人北海道立総合研究機構
川上源太郎 「オホーツク海沿岸の津波履歴を探る(H26.9)」

♯網走 ♯オホーツク文化

2019.07.06 Note オショップチャシ跡

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 鱒浦トンネルの上方にはオショップチャシと名付けられた
アイヌの丘先式チャシ跡が残っております。

オショップ(o-suwop)とはアイヌ語で川尻・箱 を表す
オシオプが由来とされる地名で、
鱒浦地区にはオショップ川が流れています。

海を一望することが出来る見晴らしの良い高台ですので
クジラがよく見えたのではないかなと想像します。

おそらくこの辺りだろうかと思い写真を撮ってみました。
こまば木のひろばの鱒浦側の入口階段を昇りきった先です。

【参考サイト】
北海道教育委員会 「北の遺跡案内」
北海道 アイヌ政策推進局アイヌ政策課 「アイヌ語地名リスト」
日本語-アイヌ語 - Glosbe - 多言語オンライン辞書

【訪れた場所】
オショップチャシ 網走市鱒浦90-1・90-2
こまば木の広場 鱒浦入口~つくし地区

♯鱒浦 ♯人々の生活を感じ取る ♯アイヌ語を知りたい

調べものしながら散歩

勉強がてらノートを書こうと思って
遺跡付近を見て歩きながらお散歩をしてきました。

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あら、この廃材(木)を利用したタイル、
20年以上前に父の会社で扱ってた商品だわ。
懐かしいのでパチリとしました。
この道の工事を担当したのかしら??

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センダイムシクイがたくさんいました。

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コウリンタンポポ

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クサフジ

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エゾノサワアザミ

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【追記】2019.07.10
名前がわからなくて調べたんですが確信もてず。
おそらくニワフジかな?と思います。

植物観察だと、友だちが教えてくれて
北大植物園で開花中のハンカチノキを見たのが楽しかったな。
子どもの頃から好きなのはエゾヤマハギです。
通学路に咲くとウキウキしてた。
キヨスミウツボはニョロニョロに似てると思った。

ビーチコーミング

海の写真を撮りにお気に入りの場所へ。

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原生花園じゃないんですが、野草花がわっさりです。

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オオマツヨイグサ

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オカヒジキ

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ハマボウフウにはかわいい花が咲いていた。

オカヒジキもハマボウフウも食べられますが、
絶滅が危惧されている状況にありますのでほどほどにですね。

海の写真を撮り、ふと足元を見るとメノウが落ちていたので
ビーチコーミングの予定ではなかったんですが拾ってきました。

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綺麗です。

コレクター気質じゃないのである程度で処分するんです。
ワイヤーでアクセを作ったりルーターで穴をあけたり
やろうと思えば色々できるんですけれど、めんどくさがりなんで。
再び海へサヨウナラ~です。
でも、メノウ拾い好きなんですよね。

特に使う予定はありませんがいい感じの流木も拾ってきました。
地味に楽しかった。

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