Mie Hayamizu photography

写真 と 造形研究ノート 
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血は混じり合う

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武蔵野美大院卒の所彰宏さんの作品を見にエコーセンターへ。

「血は混じり合う」という作品です。
おお、モヨロってる。
どうしてこの作品が生まれたんだろう?気になります。

所彰宏 見えないことで見えること | 武蔵野美術大学
https://www.musabi.ac.jp/topics/20170912_03_01/

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何回見てもフフってなる葛西由香さんの作品も健在。
「明治物語」という作品です。

SHIFT 日本語版 | PEOPLE | 葛西由香
http://www.shift.jp.org/ja/archives/2017/11/yuka-kasai.html

現代作家の作品が無料で見られるって最高すぎる。

場所はオホーツク・文化交流センター
(〒093-0072 網走市北2条西3丁目3番地)
2階会議室の前になります。

落石計画行ってみたいんだよなあ。 運転がなあ。。。

美幌神社

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美幌神社で鯉のぼりを見てきました。

息子がいたらなあ~。

おみくじも可愛いものがたくさんありましたよ。

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ご神木。

2019.04.25 Note 網走湖底遺跡

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 「網走湖の底に縄文の遺跡が眠っているんだ。」

卒業論文を書くために資料となる文献を探していたところ
網走湖底調査のリポートを見つけたのですが、
当時はオホーツク文化について調べるので精いっぱいでした。

この度、やっと図書館で読むことが出来ました。

北海道に限らず縄文時代の遺跡は胸躍るものがありますが、
米村哲英先生の論文を読んでみたい気持ちも大きくて。

昭和38(1963)年に国内初の潜水発掘調査がおこなわれたのが
網走湖底遺跡です。 湖南の辺りなのですね。

読み進めながら、ああ、そういえば網走市立郷土博物館に
湖底調査で見つかった土器や、
当時の写真が展示されていたっけと思い出す。
何回も伺っているのに、思い出すのが遅くてトホホですね。

発掘に高校生が参加してたなんて。
生きた学び、とても羨ましい経験です。

写真は網走湖畔(呼人地区)の水芭蕉群生地。
田中水絵さんの著書にアイヌの方が水芭蕉を摘んで
薬として利用していた記述があります。
(有毒植物なので食用、飲用は出来ません。)

【参考文献】

米村哲英 『網走湖底遺跡 調査報告書(復刻)』 1978

網走市史編纂委員会 『網走市史』 下巻 1971

田中水絵 『奇妙な時間が流れる島サハリン』 1999.11 凱風社

【参考サイト】

コトバンク 水中考古学

奈良文化財研究所 「全国遺跡報告総覧」
網走湖底遺跡 所在地 北海道網走郡大空町女満別湖南

オホーツク21世紀を考える会 特別インタビュー
http://www.ok21.or.jp/taikenkikou4/06int-01.htm

アイヌ民族博物館公式サイト アイヌと植物

♯縄文 ♯湖底遺跡 ♯水芭蕉

置戸町立図書館

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館内のデザインが優れている図書館と言えば置戸町立図書館です。

ここに来たかったのは館内のデザインと
自動車図書館「やまびこ号」(移動図書館)を
実際に見てみたかったからです。

館内は、さすが木材の街。
いたることろに木がふんだんに使われています。

空調が弱いのかちょっとニオイは気になりましたが、
手に取りやすい本の並べ方がしてあり、
お茶と珈琲が置いてあるのも寛いでいってください
というメッセージのようで嬉しかったです。

トイレの入り口にも黒曜石がディスプレイされています。
置戸は黒曜石の産地でして安住遺跡(旧石器時代)が有名です。

「やまびこ号」は外からのみ見ることが出来ました。
移動図書館は、図書館が遠くて読書が出来ない人を出さないように
「いつでも、だれでも、どこでも」本を読む事が出来るように
考えられたサービスなんですよ。ありがたいですよね。
自分の目で見ることが出来て嬉しかった。

【訪れた施設】
置戸町立図書館

【参考文献】
北海道開発協会 広報誌「開発こうほう」 2008 年 3 月号(通巻536号)
地域経済レポート マルシェノルド No.20 地域と図書館~新しい時代の図書館像を探る~

【参考サイト】
コトバンク 置戸安住遺跡
コトバンク 移動図書館

2019.04.18 Books 備忘録

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読んだけれどニッチなのでブクログに載せられなかった本を
主にCiNiiで検索して載せておきます。
オホーツク文化について書いてある本が多いので
自分の備忘録もかねて。

【北見市立中央図書館で読んだ本】

『常呂町の遺跡と遺物』 
常呂町郷土研究同好会編(ところ文庫, 7, 27)
常呂町郷土研究同好会, 1991.3-[1]2 

『遺跡の森の考古学』
熊木俊朗著
(ところ文庫, 22)
常呂町郷土研究同好会, 2006.3

『ところ文庫 27号 常呂町の遺跡と遺物(2)』
常呂町郷土研究同好会 2011.03
※縄文時代の土笛について瀬川拓郎先生が話す記事有り

『複製いも版ひかえ 第17集』
香川軍男 福村書店 
※2018年6月北海道立文学館の展示「薯版画で描く北の情景」見学

『児玉コレクション目録』
市立函館博物館編
市立函館博物館, 1983-

『オホーツク文化資料館だより』
不明
※オホーツク文化資料館の会報誌でしょうか。
 米村喜男衛先生のコレクションについての記事有り

『民俗学がわかる事典―読む・知る・愉しむ』
新谷尚紀 1999.09 日本実業出版社
※ブクログに登録できたのですが以下の覚書のために記載。
 短大生の頃に教えていただいた
 宮良高弘先生(札幌大学名誉教授)が書いた記事有り

【女満別町図書館で読んだ本】

『網走の坂』
1982 文芸網走

【網走市立図書館で読んだ本】

『 <デルス・ウザーラ>絵物語展 : ロシア・雪原に夢をかけて』
2006.6 北海道北方博物館交流協会

『網走まで』 細川叢書3
志賀直哉 1947 細川書店
限定2000部番号入非売品

【所有】

「季刊誌 北海道マガジン『カイ』 」 Vol.14 株式会社ノーザンクロス

「季刊誌 北海道マガジン『カイ』 」 Vol.19 株式会社ノーザンクロス
※北海道写真館の旅/網走・木村写真館 木村社長の記事あり

【その他】

オホーツク21世紀を考える会 『建築物で巡るオホーツク オホーツクの建造物』 2019
※株式会社LIA(FMあばしり)内カフェスペースにて閲覧

写真は北見中央図書館。
大学在学中は建て直し工事期間だったので
リポートの本探しに苦戦しました。
図書館があるって有り難い。

2019.04.05 Note

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 縄文時代中後期の有吉南貝塚に見られる甕被り葬や
骨器・骨偶に施された点状の文様の形状が
オホーツク文化時代の遺物のそれとよく似ていることから、
もしかするとオホーツク文化時代の土器に見られる波状文様も
縄文時代とよく似た考え方を脈々と受け継いで製作されたもので、
縄文人が信仰していたとみられる「ヘビ」を
簡略化して表したものではないか?と考えた事がありました。
※2018.12.25 Note参照

妄想なのはわかってるんですが、色々な視点で考えてみたくて。

そのような考えを片隅に持ちつつモヨロ貝塚館を訪ねて
解説員の方に説明していただきながら
古い土器から新しい土器の移り変わりを観察してみると、
初期の土器は特徴的な波状文様が明確ではないのです。
時代が移り変わり、彼らがモヨロの地に定住する時期と同じくして
土器の波状文様も定着していくという流れを見てとることが出来ました。

残された遺物から儀礼を重んじる人々であったことは明らかですので、
私が想像したように文様が「ヘビ」を表しているものだとしたら
かなり早い段階から波状文様を施すことで
土器に悪いものが入らないように祈ったことでしょうから、
推測は外れていると考えるべきでしょう。

それでは、この文様は何を表しているのか?といいますと
「大地と波と地平線」です。

きっぱりと言い切っておりますが、
この考えは私自身のちからで辿り着いたものではなく
ある考古学の先生に疑問をぶつけたところ返ってきた答えです。
先生は“オホーツク文化式土器に施された文様は「大地と波と地平線」ではないか、
海の民である彼らが、新天地で海と共に長い時間を暮らしていく間に、
海への感謝と畏敬の念を込めて生まれた文様ではないか”と推察されたのです。
※表立つのがお好きではないと伺ったので先生のお名前は控えました

この言葉を聞いた瞬間に、それまで引っかかっていた
波状文様が「ヘビ」を模しているとするならば
そこに並行して施された直線の文様は何を表しているのだろう?
土器にカエルや水鳥の装飾を施すこともある民族なのだから
ヘビの顔をリアルに装飾することもできるはずなのに
施していないのはどうしてだろう?という疑問が
スルリとほどけたのでした。

波状文様はオホーツク人の新たなシンボルとして生まれ、
オホーツク人が「ここで生きる」と決めた証なのかもしれません。

イラストはわたくしがイメージしてかいた網走。

【訪れた施設】
網走市立郷土博物館分館
網走市立郷土博物館分館 モヨロ貝塚館

【参考文献】
小林達雄 『縄文の思考』 2008.04.07 ちくま新書 p123-124

【参考サイト】
青森県庁 連載企画『縄文遊々学』
http://www.pref.aomori.lg.jp/bunka/culture/jomon-yuyugaku-068.html

♯蛇信仰 ♯オホーツク文化 ♯土器はロマンのカケラ

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