Mie Hayamizu photography

写真 と 造形研究ノート 
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文豪どうかしてる逸話集

進士素丸『文豪どうかしてる逸話集』を試し読み。
目次だけで笑う。
試し読みじゃ足らなかったです。はい、欲しい。

逸話だと、それこそ坂口安吾のカレーライス100杯事件も好き。
次々と庭に並べられていく出前100杯のカレーを
黙々食べるというお話。しかも人様のおうちね。狂気。
(実際は20杯くらいだったかな?運ばれてきたカレーは)
睡眠薬飲み過ぎと、おクスリ…のせいかもしれないけども。

文豪ってほんと変態。ヤバい。好き。

脳が震える

脳は震えてるけど、リゼロのペテルギウスの話ではないです。
リゼロこと長月達平さん作のラノベ『Re:ゼロから始める異世界生活』は
WEB小説を読んでからアニメを見ました。
レムは大天使だけど、わたしは断然ベア子推しです。

あら・・・脱線。

たぶん、漫画を買ってまで読む事はこの先ほぼ無いと思うので
デジタル書籍の無料開放期間に漫画を読んでみよう!と思って
気になったものを片っ端から読んでいったんですが
慣れないことをしたせいで 脳が、脳が震える~
誰か、活字!活字を!!!!ってなってしまったので、
お経のように坂口安吾の文章を、ひたすらに読みました。

“人間の肉体には精神が宿り、本能が宿り、この肉体と精神が織りだす独得の絢は、
一般的な解説によって理解し得るものではなく、
常に各人各様の発見が行われる永遠に独自なる世界である。
これを個性と云い、そして生活は個性によるものであり、元来独自なものである。
一般的な生活はあり得ない。
めいめいが各自の独自なそして誠実な生活をもとめることが人生の目的でなくて、
他の何物が人生の目的だろうか。
私はただ、私自身として、生きたいだけだ。” 『堕落論』 デカダン文学論 より

1940年代に書かれた文章です。

頭と心がスーっと落ち着いていきました。

なぜ坂口安吾だったのかはわからないけれど、
読むことで救われた。

わたくしめが死んだらば、お経をあげるよりも堕落論を朗読したほうが
よっぽど成仏できるんじゃなかろうかなんて思ったりする。

【読んだ本】

坂口安吾『堕落論・日本文化私観 他二十二篇』 岩波文庫・岩波書店 2008.09

漫画もアニメもクリエイティブ

子供の頃から漫画を読むのが下手で
活字に比べると読む機会は少ないんですが、
漫画もアニメもクリエイティブで好きです。

いま、特別に無料解放している
漫画コンテンツがたくさんあるので
良い機会だから読んでみることにしました。

*

特に面白かったのは
2020年のまんが大賞をとった『ブルーピリオド』。
美術に縁の無かった男の子が東京芸大を目指す話。
ムサタマも出てくるし美術予備校も出てくる。

わたしはムサビに憧れはあったけど
絵がうまいでもなく、文化人類学の方に進みました。
写真をはじめてから造形学・美学を学びたくなり
大人になってから自費でムサビ通教生になりました。
3年次編入が可能で画材費もあまりかからない芸文学科なら
交通費入れても通学に比べると格段に安かったので。
それでも高いけど。
若い頃から貯金してて良かったです。
もう貯める根性ないので大富豪と結婚する(適当)

憧れてたから卒業出来たときは嬉しかったな。
だけど、もし自分の子供が美大に行きたいというなら
制作なら教育大岩見沢、金沢美術工芸、
デザインなら札幌市立、学術なら山形、筑波など
国立なら良いよっていうと思います。
美大は学費もだけど画材が高い。
日本画の天然顔料なんてべらぼうに高い。
ブルーピリオドはその辺もしっかり描かれていて
現実味もあるから楽しめました。

*

次に面白かったのは『服を買うならこんな風に』。

特に共感したのが68話の靴の回。

ファッションの仕事をしていたので
つい人様の足元を見てしまう癖があります。
どんな服をお探しですか?と聞かなくても靴を見れば
ある程度好みの色合いとテイストはわかるので。
人の顔を覚えるのが苦手な私でもお客様の靴をみておけば
混雑した店内であっても「お待たせいたしました~」と
商品とお釣りを渡すことだって出来るのでした。
靴は個性がでる。
わたしはキトゥンヒールのパンプスが大大大好きなんですが
運転&子供たちと全力で遊ぶため最近はローヒールです。
スニーカーが苦手ですが全力で遊ぶために履いてます。

*

あと余談なんだけど『ドクターストーン』のなかに
二桁同士の計算を早く解く方法がのっていて、
算数が小学二年生レベルのクリーチャーな私でも
簡単に計算できてしまったから目から鱗でした。
学生時代に知りたかった。

*

話題のワニくんもみたよ。泣けちゃうね。

存在者なき存在

いきつけの美容室でロット代わりにハンバーグを髪に巻きつけてもらう
という夢を見るくらいには疲れているようです。
商品名はやわらか豆腐ハンバーグでした。

そんな疲れている人は
夢の中で「イリヤ」という言葉を聞いたのですが、
初耳だったので実在する言葉なのか
ちょっと調べてみることにしました。

フランス語でした。
「~があります」という意味でした。

あとは、哲学用語でもありました。
イリヤとは「存在者なき存在」のことで、
ハイデガー哲学の研究者レヴィナスの思想だそうです。
知らなかったです。

「存在者なき存在」って何だろう?なんだか面白そうだから
レヴィナス著『実存から実存者へ』を読んでみようと思ったのですが
国立図書館サーチで調べたら北海道の公立図書館にはなかったです。
北大、武蔵、北海、樽商、釧路公、東海、藤の
大学図書館にはありました。

気になる。

直木賞

川越宗一さんの『熱源』、直木賞受賞。
納得の一冊です。

【過去記事】
November 06 2019 川越宗一『熱源』を読む
http://muephotograph.blog28.fc2.com/blog-entry-1540.html

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