Mie Hayamizu photography

写真 と 造形研究ノート 
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【Information】

仕事としての撮影はお休みしてます。

【2023年予定】

多忙につき写真をお休みしています。
趣味で書いている造形と考古の雑記も
現地と図書館に行けないので少し休みます。

ながたんと青と

漫画を読んで面白いと思った『ながたんと青と』がWOWOWでドラマ化。



門脇さんなのがいいなあ。
妹が百田夏菜子ちゃんなのかわいい。
作間さんの演技も楽しみ。

すごく楽しみ。

ツァラトゥストラは家にある

本の話、いろいろ。

ニーチェの思想を受け継いでいるフーコーは斬新だと思うのに
ニーチェの言葉は響かないのはなぜなんだろう。
宗教とその影響を理解してないからだろうか。
もっと本を読もう、そう思えてくる。

先日、会社のスタッフとの雑談中に、
国会図書館を直接利用したことがないことに気づいて
今年中には一度行きたいと思った。
ただ、東京という街があまり得意ではないのと
もう若くないので体力がもたないから悩んでしまう。
金曜の夜に出て日曜の夜に帰る。
するとどうでしょう!月曜つかいものにならない。
会社にハンモック置きたい。
カフェラテのみながらウトウトしたい。

網走と東京を行き来していた5年間。
ブルーボトルコーヒーが流行り始めた頃、
清澄白河の東京都現代美術館と深川図書館に
行ってみたいと思っていた。
ムサビの本校がある鷹の台(小平市)か
吉祥寺キャンパス(武蔵野市)で
朝から17時頃までスクーリング授業があって
その後21時頃まで武蔵境の図書館で過ごして
そこから江東区へ行くのはムリだった。
図書館で過ごさない日は好きな人たちと会っていた。
自分の人生の中で凄く大切で貴重で良い時間だった。

学生をしていた頃は、図書館ならどこでもいいわけじゃなく
美術系の本が充実している図書館を利用していました。
ムサビの図書館は遅くまで開いてないので。
そんな中、17時過ぎに「明日までに2千字レポート書いてね」
という宿題が出て慌てて探していった角筈図書館。
いつも行くアート系まったり空間とちがって
ビジネスマンで溢れていたのが忘れられない。
探して読んだ本は印刷の歴史について。

本の買取をしてもらうためには
買い取り業者に連絡をして
我が家に取りに来てもらうだけでいいのに
せっかくの休日は誰とも約束しないで
自分だけのペースで過ごしたいという理由で
申込しないまま2年が経った。
3年目の突入は避けたい。

「ビジネス書読む?
 すごく高い本だから大事にしてほしいんだけど、
 結構いい本なんだよ。」に、
「えっ、なにこれ!!これすごい良い本!!」と
皮革装丁版のなめらかな質感に感動し、
いろんな角度から眺めまわしました。
柔らかな本革の表紙、紙を捲る質感、小口の角度も丁度いい。
なんて、なんて気持ちのいい本なの~(読んでない)
2万円近くする本でした(読んでない)

西洋近代絵画展

すっかり年が明けてしまいましたが、
去年の11月に 網走市立美術館が開館50周年を記念した特別展
笠間日動美術館「西洋近代絵画展」に行ってきました。

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モネ ルノアール ピカソ マティスなどの作品が並ぶ中、
私は大好きなシャガールと藤田嗣治の作品を見て大満足でした。

高校生の頃、シャガールの「聖パウルの庭」という作品の
シルクスクリーンだったかリトグラフだったかを持っていました。
シリアルナンバーが入ったもので、すごく気に入ってたんですけど、
引っ越しの際に売りました。
今は別のシャガールのリトグラフを1枚所有しています。

ですが、

久しぶりにたくさんのシャガールを目にしてしまうと
「聖パウルの庭」が恋しくなってしまって、
版画はなかったですがアートポスター(印刷)を見つけたので結局、購入。

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良いです。

大人の時間、大事です。

以前、少し書いたんですが、
去年受けたメンタルヘルスマネジメントⅡ種、合格でした。

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その時に親友が素敵なお店に連れて行ってくれて
お店がオシャレなのも良いけど彼女に会えたっていうのが
私にとっては一番のご褒美なのでした。

質の良いもの、美的に優れたものを心の栄養に出来る
そういう感性を持っている人と過ごすと心から寛げます。

古本を買い、読まなくなったら売る。

以前に読んで面白かった本を購入。



ミシェル・フーコー
「言葉と物」「知の考古学」
この二冊、とても好き。面白いです。
常に読めるようにリビングに置いてます。

バウムガルテン「美学」
小林秀雄「近代絵画」
カント「判断力批判」

カントは倫理学の印象が強いですが
「判断力批判」は美の理論です。
熊野純彦訳と悩んで岩波版を選びました。

純粋理性批判(渡邊二郎補訂版)と
実践理性批判も読んでいますが
それでも、未だ美とは何かを
自分の中に落とし込めない私に説明できるわけもないので、
東洋大の先生が書いた記事をどうぞ。
カントって誰?何?と言う方でも、わかりやすいと思います。
https://www.toyo.ac.jp/link-toyo/culture/immanuel_kant/

そして、
数学嫌いの私が敬愛する数学者 岡潔の著作も、いくつか手元に。




岡先生は次元が違います。
これが天才か、と思って読んでいる。